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2011年04月

モチベーションとマネジメントに関する10冊

随所でモチベーションについて言うことが多いが、自分の本棚からモチベーションという視点から組織におけるマネジメントやセルフマネジメントの理解に、あるいはマーケティングに役立ちそうなものをピックアップしてみた。


  • モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
    人はどういうときにモチベーションが高くなり、どういうときに低くなるのか、それによって効率はどう変わるのかがとてもわかりやすく説明されている。「内発的動機付け」など、用語を理解するのにも適している。
  • 企業変革の人材マネジメント
    成果報酬はどうしてうまくいかないのか、目標管理が効果的でないのはなぜかということが理解できる。日本のマネジメントが誤った方向に進まないように流行のマネジメントを導入する前に読んでおいて損はない。
  • 組織論 補訂版 (有斐閣アルマ)
    モチベーションに関すること、そうでないことを含めマクロ的に組織論を理解することはマネジメントする上では重要である。本書は大学の授業の教科書としても使用され、体系的に組織論を学ぶことができる。
  • 短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント
    マネーシャーが会社組織において部下のモチベーションを失わせず、行動を起こさせるためのマネジメント手法について書かれている。セルフマネジメントを理論的に行うのにも使えるだろう。
  • 学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)
    外国を意識するようになった近代はグローバル化といわれる現代に似ている。福沢諭吉のとく他人の意思に従うの不合理などはまさしく動機付け理論にも通ずる。改めて読むと新しい発見があるかもしれない。
  • 経済は感情で動く―― はじめての行動経済学
    人々はどんな性向を持ち、どう行動するのかを前提知識なしにさまざまな事例から理解できる。行動経済学に関する主要な用語について説明されており、行動経済学の入門書として最適。
  • 実践 行動経済学 健康、富、幸福への聡明な選択
    本書のオリジナルタイトルである「nudge(ひじで小突いて合図する)」の通り、人々の行動を分析し、それを統制するのではなくその性向を理解したうえで正しいほうへ導くことの必要性をいくつかの事例から説明している。
  • 脳を活かす仕事術
    セルフマネジメントや効率的・効果的な仕事の仕方を脳科学の視点からわかりやすく説明されている。モチベーションを向上させるために脳科学的な視点はとても役立つ。
  • なまけもののあなたがうまくいく57の法則
    セルフマネジメントにおいて、統制的な視点ではなく動機付けの視点などから誰にでもわかりやすいように、57のtipsとして紹介している。難しいことを考えずに行動を変えることができるだろう。
  • Adventure Life ~愛する人と、自由な人生を~
    最高のモチベーションを維持して多くの若者の支持を集める「自由人」高橋歩氏の自伝。その一言一言が心を奮い立たせるものであり、モチベーションの高まる感覚を体感できるはずだ。


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テーマ : ビジネス書レビュー
ジャンル : ビジネス

2011年04月

openIDと、携帯電話がなくなる未来予想図

子どものころ、親の財布に入っているカード類や電車に乗るときに買う磁器の切符が1枚のカードになればいいと思っていた。腕時計のボタンを押すと目の前に画面とキーボードが現れる機能や、腕時計で電話ができる機能を妄想した。将棋にハマっていたころ、タッチパネル式のPCのディスプレイ部分だけの将棋板ができないかと考えていた。

そんなことも、今や単なる妄想ではない。電子マネーによって買い物もできて電車にも乗れるカードがある。さすがにボタンひとつで画面が開くということはないにしても、E INKや有機ELによって電子ペーパーのようなものが生まれている。ipadなどの端末はすでに子どものころの想像を超えている。

今自分は4台のPCを使っている。外出時に使うMac BookとThinkPad、家で使うメインのVALUESTAR、時々文章を書くときに使うEeePCのネットブック。しかしどれで作業しても別のPCを開けば同じデータが入っている。drop boxというサービスでデータを同期しているからだ。ネットワークにつながってさえいれば端末の違いがほとんど気にならない。そのネットワークもe-mobileのpocket wifiでつないでいるのでどこにいてもネットワークにつなげることができる。紙の書類もできるだけデータ化して共有し、どこにいても情報を確認できるようにしている。

ブックマークもGoogle Chromeで同期しているし、メールもGmailで携帯電話やネットワークにつながっているPCさえあればどこでも確認できる。いざとなればフラッシュメモリに入っているThunderbirdで受信できるし、同じくフラッシュメモリ内のSkypeでメッセンジャーが使える。震災の際の安否確認にはtwitterも役立った。

こうなると住居も最近所有しなくてもいいのではないかと思い始めた。物は貸しコンテナに置き名目上の住所を持ってホテル暮らししている人を理解できる。

さらにマイクロソフトが端末という枠を超えた未来予想図を描いている。

動画:Microsoft Office Labs vision 2019

自分は「携帯電話」という概念がなくなるのではないかと思っている。マイクロソフトが描いているように端末にも場所にも依存しない世界。

そうなると必要になってくるのはアカウントだ。個人はたった一つのアカウントですべてのデータを管理できる。アカウント認証は網膜や指紋かもしれないし単純な文字列かもしれない。銀行に金を預けるようにアカウント情報を信用できる事業体に預ける未来がきっと来ると思う。

現在に時間を戻してみると、個人がアカウントを意識する時というのはwebサービスを利用する場合が多いのではないだろうか。flickrmyspaceに登録するとアカウントがもらえる。たいていの場合ひとつのサイトにつきひとつのアカウントが提供される。ユーザーはこのアカウント群の管理に苦労する。

いくつかのサイトではopenIDという仕組みが利用できる。これはひとつのIDで複数のサービスを利用できる仕組みだ。このopenIDがwebサービスの枠を超え、電子マネーや銀行のサービスと結びつけば、携帯電話の要らない未来になるのではないだろうか。

2019年を待たずともopenIDはアカウントを管理したいユーザーにも、統計データを利用したい企業にもニーズはある。自分がopenIDをやりたいと各所で言っている理由のひとつはこういうところにある。

テーマ : 社会
ジャンル : 政治・経済

2011年04月

「NO BORDER」のメッセージ

自分は以前にもこのブログで人間社会のフレームワークについて触れてきたと思う。そのフレームワークが極端な方に進んでしまった場合起こりうるのが戦争だと思う。それに対して反対するCMが過去にあった。日清のカップヌードルだ。

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テーマ : デザイン
ジャンル : 学問・文化・芸術

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